Staff blog

走って気付いたこと


陸上の長距離走には、
マラソンなどのように一般道を走るロード競技と、
競技場の競走路を走るトラック競技があります。
ロード競技はキロで、トラック競技はメートルで表記します。



今から15~20年前、ロード競技が少なくなる夏は、
ヒマなのでトラック競技に出ていました。
3000メートル、5000メートル、10000メートルは、
トラックをそれぞれ、7周半、12周半、25周走ります。



知り合いが同じ競技会に出場していることも多く、
待ち時間があれば、もちろん応援を。
選手がグルグルとトラックを回るので、
同じ所にいて、手軽に観戦できます。



ところが自分が選手として走ると、
その手軽さが一転、うらめしく思えてきます。
一周400メートル、あちこちから声が掛かるので、
気が抜けないし、手抜きもできず。



しかも熱血指導コーチが第4コーナーで仁王立ち。
「アゴ引け」「腕振れ」「ペース上げろ」と、
鬼の形相で叱咤激励。
スタートからゴールまで、ずっと苦闘の時間でした。



こかじさらさん「負けるな、届け!」



~50歳を迎え、女性初の部長就任を目前にしながら、
理不尽な理由で突然リストラされた、小野寺かすみ。
再就職活動も思うように進まず落ち込む日々。



小野寺かすみの後輩・島崎あかり。
周囲には寿退社と思われていたが、
結婚後の女性は不要という会社方針の犠牲者だった。



小野寺の同期・亀山千秋と、後輩・平山貴子。
男性優位の旧体制に立ち向かいながら働いていたが、
人事部のたび重なる嫌がらせに不満を抱いていた。



知人の東京マラソン応援に出掛けた、小野寺。
挑戦するランナーと想いを届けようとする応援者が放つ、
熱いエネルギーを目の当たりにし、ある決断をする。



島崎、亀山、平山も走ることに関心を持ち始める。
そんな時、自分たちを苦しめてきた人事部の柳沢も、
ランナーとして走っていることを知る。~



超人気スポーツとなったマラソンをテーマにした小説です。
物語中にも描かれていますが、
広い公園に行けばランナーさんがわんさか。
ランニングクラブも多種多彩。



大型スポーツショップへ行くと、
色とりどりのウェアや目的別のシューズがズラリ。
トレーニング情報も多く、便利な時代になりました。
でも、トラック競技の人口は今も多くないと聞いています。



炎天下、全力で走りまくったトラック競技。
応援や叱咤と、逃げられない閉そく感のおかけで、
軟弱な精神が少しだけ鍛えられたようです。
後半の追い上げ逆転の醍醐味も、ここで知りました。



一方、ロードレースやマラソンなどで応援されると、
つい見栄を張って無謀な速度で走ってしまいます。
すぐペースダウンするのに懲りていないところをみると、
自分はかなりのお調子者のようです。

Archives
Author
Calender