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新しい発見


毎週水曜夜の楽しみは、
NHK総合で放送中の「歴史秘話ヒストリア」。
古代から戦国、江戸時代、さらに近代や現代まで、
長い歴史の中の感動エピソードを紹介する番組です。



今年の放送で印象に残っているのが、
「百万石サバイバル!加賀前田家、3人の英雄たち」
加賀百万石は大藩とはいえ、所詮は外様大名。
幕府に対して細心の注意が必要だったそうです。



「心そろえて生き抜いてこそ。島津義弘、奇跡の敵中突破」
鬼島津と呼ばれた戦国大名の義弘公。
関ヶ原の合戦で負けた後、
敵陣の真ん中を強行突破して逃げたとか。



その時の作戦が、捨てがまり。
当時の剣の主流は、介者剣法。
新しい収穫がいろいろあり、大満足でした。
そして最近、それらを満載した時代小説を発見。



上田秀人さん「百万石の留守居役」



1巻 波乱
2巻 思惑
3巻 新参
4巻 遺臣
5巻 密約



~四代将軍徳川家綱、余命僅か。
家綱に子はなく、次期将軍未定という
前代未聞の事態の中、大老の酒井雅楽頭忠清が動く。



神君家康公のお血筋であり、
しかも現在の執政陣に口出しをしない方がふさわしい、と。
「五代将軍は、加賀百万石の前田綱紀どのに」



一方で、大老は宮将軍の擁立も同時に画策。
これを足がかりに前田家を取り潰し、
百万石を幕府領に組み入れる陰謀作戦である。



正式な将軍職要請が出る前から、
加賀前田藩は賛成派、反対派に分かれて対立。
血なまぐさい襲撃事件も頻発。



加賀八家の前田備後直作を、
敵対勢力の凶刃から救った、藩士・瀬能数馬。
その直後、筆頭家老の本多政長から驚きの命令を受ける。~



主人公の瀬能さんの家は特異な経歴があり、
前田藩では長い間、孤立した状態。
道場に通った経験はなく、
祖父と父から剣術の手ほどきを受けてきたという設定です。



教わったのが、介者剣法。
鎧兜を身に付けた合戦を想定した剣術です。
相手の戦闘能力を的確に奪うための動きが中心で、
鎧の隙間を狙っての突き技や、片手で刀を振ることもしばしば。



物語が進むにつれて、新たなキャラクターが続々と登場。
忍びの部下が語ったのは、島津の捨てがまり戦法でした。
このシリーズは現在11巻まで刊行されています。
しばらくは加賀百万石に没頭して楽しみます。

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Calender