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刀について勉強中


りんご牛乳で有名な福岡県大牟田市は、
実は、知る人ぞ知る「刀剣のまち」。
刀剣関連のイベントを開催すると、
全国から刀剣好きの若い女性が殺到するとか。



刀剣ブームのきっかけはネットゲームの「刀剣乱舞」。
天下の名刀がアニメ擬人化されていて、
それぞれ熱烈なファンがいると聞きました。
いずれもキラキラした有りえないほどの美男子らしいです。



さて、本題。かつて大牟田は筑後の国・三池と呼ばれていて、
刀工の一派が鍛冶場を構えていました。
特に有名だったのが、三池典太光世(ミイケテンタミツヨ)。
国宝「大典太」や家康の愛刀「ソハヤノツルキ」の作者です。



居合道を習っている友人から刀について尋ねられた際、
「粟田口」くらいしか知らなかったので、これはマズイと。
一般常識として、もう少し刀剣について学んでおこうと。
せめて、天下五剣はスラスラと言えるように。



本山一城さん「徳川家康・秀忠の甲冑と刀剣」



甲冑や鉄砲のページは斜め読みで通り過ぎて、
お目当ての刀剣の章へ。
出るわ出るわ、次から次へと。
徳川家が所蔵していた刀剣は1200点もあるそうです。



まずは、天下五剣のおさらい。
童子切安綱、鬼丸国綱、三日月宗近、数珠丸恒次、大典太光世。
徳川家といえども、この五剣すべてを、

所有しているわけではありませんでした。



徳川に縁のある刀剣といえば、妖刀・村正。
家康が誤ってケガしたとか、築山殿を斬ったとか、
縁起が悪いので封印したとか、いろいろありますが、
どれも後世のフィクションらしいです。



斬った相手が川の向こうまで泳ぎ着いた後に、
真っ二つに割れたという、波およぎ兼光という名の剛刀。
粟田口吉光による骨喰藤四郎は、
斬る真似をしただけで骨まで斬れたという逸話も。



写真も掲載されています。
美しさでは備前長船長光作の大般若長光がピカイチ。
足利十三代将軍義輝の愛刀だったそうです。
最期の戦いの時に使ったものかどうかは不明。



本文は「鍛え肌は柾目、刃文は直刃調。」や、
「板目肌の地鉄に映えが立ち」や、
「のたれに互の目が交じる」など、理解不能な箇所も。
もう少し勉強しないといけません。



ちなみに、大牟田市では現在も刀匠が活躍中です。
柳川藩お抱え刀鍛冶の子孫にあたる方で、
居合刀などを製造しているとか。
機会があれば、見学してみたいと思います。

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Calender