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バッサバッサ



いつも紙の本を読んでいますが、
今後は電子書籍が便利でいいかも、と。
ひとつの端末に複数の小説を保存できるし。
読み終わった本の置き場に困ることもないわけで。



近い未来、紙の本は消えてしまいそう。
実際、何年も前からペーパーレス化が提唱されているし。
でも、ページをめくる感触や紙擦れ音は趣きがあって、
そんな日常が無くなるのは寂しい気がします。



池井戸潤さん「下町ロケット2 ガウディ計画」



~中小の精密機械製造業である佃製作所に暗雲が立ち込める。
帝国重工とのロケットエンジン共同開発で、
ライバル社のサヤマ製作所とのコンペが指示される。



エンジン燃焼実験では好成績を残すが、
その後の営業活動で後れを取り、契約継続を逃してしまう。
一方で「心臓の人工弁」開発の依頼が舞い込む。



長期開発プロジェクトは資金繰りが難しく、
万一の賠償など高リスクの医療界参入に躊躇する社員たち。
社長である佃も、決断の一歩が踏み出せずにいる。



北陸医科大学心臓外科医の一村教授と、
株式会社サクラダの桜田社長が熱く説く、心臓弁の重要性。
佃社長の背中を押したのは、ものづくりへの使命感だった。~



株式会社サクラダのロゴマークは、
有名な建築物サグラダ・ファミリアをモチーフにしたもの。
その関連で人工弁開発プロジェクト名は「ガウディ」に。
この作品はドラマ化されたので認知度は高いと思います。



ドラマとほぼ同時期にA新聞紙面で連載されたのが、この作品です。
土曜と日曜に掲載するという変則形で、
全一面あるいは二面に載っていたのを、
せっせと取り置きしておきました。



全29章。紙面を広げて読んで畳み、
次の回の紙面を広げて読んでは畳み。
読み替えのたびにバッサバッサ。
紙の感触、紙の音も盛大に楽しみながら読みました。

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Calender