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1頭で充分


アズキゾウムシ、マメゾウムシ科。
親虫はアズキ(ササゲ、エンドウも可)に産卵、
アズキ内で孵化した幼虫はアズキだけを食べて育ちます。
アンテナのような雄の大きな触覚が特徴です。



コクゾウムシ、こちらは、オサゾウムシ科。
お米などのイネ科の穀類が大好物。
やや小型のココクゾウムシというのもいます。
名前の由来であるゾウの鼻に似た口吻がキュートです。



実家の家庭菜園で、
サニーレタスの苗を一気喰いしたトノサマバッタ。
図鑑にはイネ類を食べると書いてあったのにサラダ派に趣旨替えかも。
殿さまみたいな優雅な顔をしているので、仕方なくリリース。



虫は嫌いではありません。
指先を齧られても、カミキリをつかんでしまうし。
カマで切りつけられても、カマキリにちょっかいを出します。
ただ、大量の虫となると話は別。



前野ウルド浩太郎さん「バッタを倒しにアフリカへ」



~子どもの頃からの昆虫学者になる夢を貫き、
大学で昆虫学を専攻し、大学院から博士課程へ。
この辺りで将来への不安が噴出する。



昆虫学者になれたとしても食べていけない、かも。
かのファーブル先生も教師兼任博士だったし。
大学の助教授・教授なんて狭き門でムリだろうし。



昆虫の研究をしながら、バンバン論文書いて、
どこかの研究機関へ潜り込むしかない。
そこで考えたのが「バッタを倒しにアフリカへ」。



アフリカのサバクトビバッタは数年に一度大発生し、
農作物に大きな被害を与える害虫。
かつて映像で見た大軍バッタの飛翔風景が脳裏によみがえる。



現地の言語(フランス語)習得は後回しに、
ビールだけはしっかりと荷造りして、いざ出発。
目指すはアフリカ、モーリタニア。~



"研究報告外伝"のような本です。
前野博士は現在、
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター研究員の肩書で、
立派な昆虫学者として活躍されています。



アフリカで叶えたかった、前野博士のもうひとつの夢は、
大量のバッタの群れの中に身を投じること。
そして着ている服をバッタに齧られること。
私はバッタ一頭で満足ですから、大量バッタは遠慮します。



前野博士は宿舎で大量のゴキブリにも遭遇していました。
私はゴキブリに関しては一頭も要りません。
それにしても自然科学系新書なのに、あちこちで大笑いの渦。
さすがは、新書大賞の大賞受賞作品です。

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Calender