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嬉しくて悲しくて


近眼に老眼が加わってきた我が身にとって、
文春○庫さんの大きな活字文庫は何よりのもの。
文字が大きいだけでなく、行間もゆったり。
老いに近付く読者にやさしい思いやりのある仕様だと思います。



バスや電車での移動中でも、
お風呂での半身浴中でも、目が疲れません。
すいすい読めます。
で、気が付くと、2時間で読み終えていました。



佐伯泰英さん「新・酔いどれ小藤次~神隠し~」



~主君を愚弄した大名四家を御槍拝借で懲らしめ、
一躍、江戸の有名人になった赤目小藤次。
藩を抜け、今は浪人の身の上である。



小藤次が暮らす長屋で、ある事件が発生。
周辺でも怪しい気配が漂う異変が続発。
小藤次は解決のためのある行動を起こす。~




2013年の1月。
NH○正月時代劇で「御槍拝借」という番組がありました。
残念ながら見逃していましたが、
この主人公が、赤目小藤次さん。



今回読んだ物語はその続き。
身長五尺一寸(約153センチ)の小柄な小藤次さんは、
知る人ぞ知る剣の達人で、大酒飲み。
思いやりがあって、かわいくて、どこでもモテモテです。



好感度の高い主人公が活躍する爽快な物語。
なのに、あっという間に終わってしまうなんて。
嬉しいような、悲しい気分。
佐伯さん、お願いです。早く続きを刊行してください。

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Calender