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【閑話休題】。昔、【それはさておき】と読んでいたなんて。


【香具師】は【やし】と読みます。
漢字3文字に対して読みが2文字しかないので、
はぐらかされたような気分でした。
これが熟字訓だと知ったのは、最近のこと。



【八角金盤・やつで】や【土当帰・うど】も、
漢字に比べて読みの文字が少ないタイプです。
【飛鳥】【明後日】【五月雨】【女郎花】【心太】【土産】など、
熟字訓は日常的によく見かけます。



たとえば、【大蛇】【桜桃】【団扇】。
【だいじゃ】【おうとう】【だんせん】と音読みするよりも、
慣用的に用いられてきた熟字訓である、
【おろち】【さくらんぼ】【うちわ】の方がしっくりします。




逢坂剛さん



「百舌シリーズ1~百舌の叫ぶ夜~」


~東京銀座。多くの買い物客で賑わうデパート前で、
フリーの男性ライターが所持していた爆弾が爆発。
警視庁公安部特務一課の倉木警部の妻が巻き添えとなって死亡した。



爆発現場には警視庁公安部公安第三課の明星巡査部長もいた。
居合わせただけと主張する明星に対して、
本庁捜査一課大杉警部補は不審なものを感じた。



倉木、大杉、明星がそれぞれ捜査を進めてゆくうちに、
ある男の存在が浮かび上がった。コードネームは百舌。
アイスピックで相手の後頭部を一突きにする暗殺者だという。~



「百舌シリーズ2~幻の翼~」



~事件は終わったわけではない。
これで終わらせるつもりもない。
倉木と明星は大杉と連携して独自の捜査を続けていた。



そして、スパイとして蘇った暗殺者・百舌。
その目的は何なのか、標的は誰なのか。
不気味な気配だけが闇の中を漂っていた。



警察上層部がからむ陰謀に立ち向かった倉木、大杉、明星。
相手の素早い行動に苦戦を強いられ、
倉木は絶体絶命の危機に陥った。~




現在、ドラマ「MOZU」がテレビ放送中です。
昨年の冬、北九州市内でロケがありました。
爆発現場として使われたのは近くのデパート通り。
普段、見慣れた場所がテレビに登場すると不思議な気分になります。




モズ(鵙)は小型ですが、肉食系の野鳥。
タカのような鋭いくちばしを持っていて、
狙った相手の急所を一撃で仕留める、腕のいいハンター。
暗殺者のコードネームにぴったりです。



この鳥の特技は他の鳥の鳴き真似。
ヒバリやホオジロ、メジロなど、レパートリは多彩。
百の舌を持つ鳥ということで、
百舌(もず)という熟字訓の名前が付けられたそうです。

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Calender