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今、すぐ近くにある危機



先月14日午前2時過ぎ。
春眠を貪っていると、突如グラグラグラ。
愛媛県近くの伊予灘で起きたマグニチュード6.2の地震。
かなり揺れたという印象でしたが、ニュース速報では震度3。



震源地からの距離はほとんど同じでしたが、
岩盤の硬さの違いなのか、両親が住む街は震度4。
夜明けを待って父に連絡すると、
「ビックリした。なんだ、あの携帯の音は。」



地震よりも地震速報メールの聞きなれない着信音に驚いた様子。
「壊れたのかと思った。」
その場合は音が鳴らないのでは?
「鳴り止まなかったら叩き壊そうかと。」乱暴な発想です。



今月からは大規模なテロの発生や、海外からのミサイル発射時にも、
影響がありそうなエリアに速報メールを自動配信してくれるそうです。
「ミサイル?」
父が喰いついてきました。



ラリー・ボンドさん「中国軍を阻止せよ! ~上・下~ 」



~著しい経済成長を遂げた、アジアの大国・中国。
エネルギー資源が大幅に不足する事態に指導部は決断を下した。
必要な資源は眼前の海域にあるではないか、と。



南シナ海支配を目論む中国の『トライデント作戦』が動き始めた。
作戦の概要を察知した日本は、ベトナム・韓国と極秘に『沿岸同盟』を設立。
中国行きタンカーを攻撃し、エネルギー供給ルートを断絶しようとした。



『沿岸同盟』の存在を知った中国は同盟国の大都市へのミサイル攻撃を敢行。
一方、インドと台湾も『沿岸同盟』に参加、戦火は一気に拡大した。
このアジア危機に対してアメリカ合衆国はある作戦を実行したのだが・・~



物語では沿岸同盟の本部がある東京もミサイルで攻撃されました。
防衛ラインを突破した敵ミサイルが東京都内で次々と炸裂、
国会に5基が撃ち込まれ、学校や病院も被弾し、
アクアラインの水中トンネルが崩壊、といった描写も。



「ミサイルが着弾する前に、その速報メールは届くのか?」と父。
総務省消防庁によると、メールが届くまでに若干の時間が必要とか。
先日の地震では大きく揺れた後に着信音が鳴った記憶があります。
調べてみると、地震発生は2時6分、メール着信は2時7分。



伊予灘の震源は深さ78キロ、震央から小倉北区までは120キロ。
直線距離143キロ、S波秒速4キロとすれば主要動は発生後約36秒後に到達。
速報メールが届いたのは、その直後。40~50秒後くらい。
つまり、地震発生、S波が小倉北区に到達、メール着信の順です。



「地震はもういいから、ミサイルの飛行時間は?」はい、ただいま計算します。
短距離弾道ミサイルはマッハ6、大陸からの距離を750キロとすると、
発射して福岡上空に到達するのは360秒後くらい。
それならメールが先に届きそうです。父の次の関心事は日本の防衛ライン。



地対空迎撃ミサイルPAC3は国内のどの基地に配備されているのか、とか。
艦対空迎撃ミサイルSM3の的中率はどのくらいなのか、とか。
電子妨害(ジャミング)は有効なのか、とか。
休日の昼間からひそひそと、キナ臭い話をする父と子なのでした。

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Calender