Staff blog

ラテン語、わかりません

 

演劇や音楽の現場で使われているアドリブも、
ドラマ仕立てのCMが楽しいハイブリッドカーのプリウ○も、
D銀行とA銀行が合併して誕生した、り○な銀行も。
ラテン語の言葉だそうです。

 

アドリブは即興を意味するアド・リビティムの省略形。
プリウ○は、先駆ける、~に先立つ。
り○なは、共鳴する、響きわたるの命令形。
共鳴しなさい、響かせなさい、といったニュアンスでしょうか。

 

二つのラテン語を合成して作った名称もあります。
教育関連企業のベネッ○コーポレーションや、
サッカーJ2(2014年)の湘南ベル○ーレ。
ベネッ○は「良く生きる」、ベル○ーレは「美しい海」。

 


ラテン語は古代ローマ共和国の公用語で、
その後、知識階級の言語としてヨーロッパ全域に広まりました。
今現在、ラテン語を日常的に使用しているのはバチカン市国くらいですが、
インテリ層ご用達の名残りはあちこちにあります。

 

たとえば、医学界の解剖学用語。
最近では英語や自国語などと併記されることも多いとか。
自然科学界において学名はラテン語で、という伝統は今も健在。
長くて難解な学名は、私にはちんぷんかんぷんですが。

 

アポロ11号が着陸した静かの海など、
月面の海にもラテン語の名前が付いています。
A新聞の天声人○は2説あるものの、ラテン語由来説が有力。
A新聞系列の雑誌アエ○は時代という意味のラテン語とか。

 

高野和明さん「ジェノサイド ~上・下~」

 

~日本。父の葬式を終えたばかりの僕のもとに、
その父からのメールが届いた。
「アイスキャンディで汚した本を開け。」と。

 

アフリカ。俺は金が欲しい。難病に苦しむ息子の治療には大金が必要なのだ。
特効薬は開発中らしいが、息子が生きているうちに完成させて欲しい。
傭兵の俺は戦って稼ぐしかない。

 

アメリカ。アフリカに新種の生物が出現。人類滅亡の可能性あり。
ホワイトハウスの最高責任者は非情の決断を下す。
村ごと抹殺せよ、と。

 

日本。父が密かに準備していたのは私設実験室とオリジナルの創薬ソフト。
ある薬を設計して合成せよというのが父の遺言らしい。
さらにアフリカと通信がつながり、僕は大いに混乱する。

 

アフリカ。殺人ウイルスに感染した村人を全員抹殺せよという指令が届いた。
さらに、新種の生物も抹殺せよ、と。
新種の生物とは何のことだ?

 

アメリカ。私は合衆国政府機関の人間だが、学者である。
アフリカで発見された新種の生物を大統領は抹殺するつもりだ。
どうすればいい。どうすればその命を救えるだろうか。

 

日本、アフリカ奥地、アメリカ合衆国。
大学院生の古賀研人、傭兵イエーガー、バーンズ大統領とルーベンス研究員は、
それぞれの思惑を胸に行動する。~

 

 

手に汗握るスピード感にあふれた展開でした。
凍りつくような残虐な場面も。
題名のジェノサイドは大量殺戮という意味で、
ギリシャ語とラテン語を合成して作った言葉だそうです。

 

余談ですが、映画「テルマエ・ロマエ2」がまもなく公開されます。
この題名もラテン語。日本語に訳すと、ローマの浴場。
阿部寛さんをはじめ、数人の古代ローマ人が登場しますが、
親切なことにラテン語ではなく日本語を喋って下さるそうです。

 

 

 

Archives
Author
Calender