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ナニ部?

 

将来の夢がお医者さんであれば医学部を志望するように。
学校の先生なら教育学部、ロケット開発なら宇宙工学部へ。
だから、作家になりたい人は文学部に進学して、
卒業すれば作家になれると思い込んでいた、中学生の頃。

 

高校生になり、図書館に入り浸って乱読するうち、
作家のプロフィールを見て、自分の勘違いに気付きました。
大学生を経て社会人になる頃には少し世間が見渡せるようになり、
そういう人もそうではない人もいることを知った次第です。

 

国家試験も資格試験も、採用試験もない代わりに、
特別な才能と根気と時運を必要とする、作家という職業。
元銀行員さん(経済学部卒)が倍返しでベストセラーの記録を更新したり、
元弁護士さん(法学部卒)や元看護師さん(看護学部卒)も絶賛執筆中。

 

乾くるみさん「イニシエーション・ラブ」

 

~たっくんとマユが出会って、いろいろなことが起こって・・
単なる恋愛ストーリーだと思って油断していると、
まんまとワナにはまって読み返す羽目になるのでくれぐれもご注意を。~

 

喜多喜久さん「化学探偵Mr.キュリー」

 

~四宮大学庶務課に勤める新人職員の七瀬舞衣と、
Mr.キュリーの異名を持つ化学オタクの沖野春彦准教授の凸凹コンビが、
大学で起こる不可解な事件に立ち向かう、理系テイストミステリー~

 

まずは、乾さん。
静岡大学理学部数学科卒業。
35歳で作家デビュー。
そういえばピーター・フランクルさんは数学者にして大道芸人です。

 

そして、喜多さん。
東京大学大学院薬学系研究科修士課程終了。
現在は大手の製薬会社の研究所に勤務。
二足のわらじでご多忙のことと想像します。

 

本を買う際に作者の経歴を見ることはありません。
読み終えた後、とりあえず目を通すくらい。
学歴とストーリーの面白さは別問題だと思うし。
それでもこうした学歴を見ると、思わず「おっ」。

 

それは理系族が文系活動をしていることへの驚きと尊敬。
「数式大好き」や「実験マニア」の理系族は、
「英語苦手」「国語アレルギー」が多いのです。
話題のリケジョ、小保方さんが英語堪能と聞いた時も、「おおっ」と。

 

免疫学者の藤田紘一郎博士は医学部卒で20冊もの著書があるし。
生物学者の本川達雄教授は理学部卒でコーラス部にいらしたそうだし。
知る人ぞ知る、海堂尊さんは医学博士で、特技は剣道。
医学部で、剣道部で、ミリオンセラー作家とは。「おおおっ」です。

 

 

 

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